Registered Support Organization「登録支援機関」とは?
登録支援機関とは、在留資格「特定技能1号」を持つ外国人の方が、日本で安心して働き、暮らすことができるよう、生活全般にわたる支援を行う専門機関です。
「登録支援機関」の役割
外国人材にとって、日本は「文化」「言語」「制度」が大きく異なる国です。
とくに行政手続きや日常生活のルール、職場でのコミュニケーションなどには、慣れない点が多く、戸惑いが生じやすいものです。日本語力に不安のある場合、職場での行き違いや日常生活上のトラブルが発生する可能性もあり、特に受け入れ初期の手厚いサポートが欠かせません。
支援が不十分だと、就労継続の困難や離職、企業とのミスマッチに発展する恐れもあります。
こうした状況を防ぐため、「登録支援機関」は、外国人と受け入れ企業の間に立つ“橋渡し役”として機能します。
外国人が安心して働ける環境を整え、企業にとっても人材の円滑な受け入れと定着を支援する、重要な役割を担っています。
「義務的支援」の内容
入国前のガイダンス、住居の確保、生活オリエンテーションなど、外国人がスムーズに日本の生活に慣れるための支援が必要です。
支援は受入れ機関が直接行うことも、登録支援機関に委託することも可能です。
ただし、最終的な責任は受入れ機関にあるため、委託する場合も連携しながら適切に支援を進めることが求められます。
具体的な支援内容については、以下の図表をご覧ください。
